【How Google Works〜私たちの働き方とマネジメント〜】[コミュニケーション]デフォルト状態をオープンにする。

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「君はただのバカ高いルータだな!」

– How Google Works〜私たちの働き方とマネジメント〜
P292 『とびきり高性能のルータになれ』より引用 –

これはグーグルの経営者があるエンジニアから言われた言葉だ(ルータはネットワーク機器の中でもデータパケットを転送するというかなり地味な役割を担うので、エンジニアは相手を侮辱するつもりで言っている)。この”口撃”に対して、経営者はこう返した。

「僕がルータなら、とびきり高性能な一台でありたいね!」

今日の優れたリーダーは、情報は常に共有する。つまり、ルータのように優れた情報を高速に転送できる、ということだ。その目的は、会社全体の情報の流れを二十四時間、三六五日、最適化するためだ。従来型の企業では、上から下に情報を落とす際、どれを誰に渡すのかを慎重に検討する。「働くこと」が目的であった時代ではそれで問題がなかったのだが、「考えること」を目的とする時代では正しく機能しない。

メールの宛先がかなり絞られている情報展開を見たことがあるだろう。そして、「なぜこのメンツ?」なんて疑問も浮かんでいないだろうか。上層部で隠れて情報をやり取りしていても無駄だな、と思うことが多々ある。なぜなら部下のほうが事柄の詳細を考える力に優れているからだ。結局、最後に関係者全員に情報が展開されるのなら、最初から漏れなく全員に情報開示をして、検討に参加してもらったほうが絶対によい(結果は同じかもしれないが、最初に誤った検討を繰り返して手戻りになることを考えると、無駄はなるべく排除すべきだ)。

グーグルで人材採用する際の基準は「自分よりも優れていること」だ。そしてその理由の一つに意思決定するプロセスにとって優秀な人材が必要としているから、ということが挙げられている。だから、情報に関してはデフォルト状態でオープンであるべきなのだ。

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