成長したいなら自分より一つ上のレベルになることを目標にしよう。

★記事が気に入ってくれたらシェア♪

長したいと思うなら、一つ上の立場になって物事を考えるべきだ。なぜなら、上司の視点で考えることで、より早くそのレベルに近づくことができるからだ。一般社員なら主任、主任なら課長、課長なら部長、という具合だ。上司からの指摘が自分とは相反する内容だった場合。なぜ上司はそう思うのか?徹底的に考え抜いてみる。上司に直接理由を聞いてみてもよい。上司の置かれている立場、経験、さまざまな背景がその指摘を生み出しているはずである。最も身近にいる目標と意見が合わないということは、自分はその立場にはなるためのスキルが足りないということだ。

ぜ私がこのようなことを書くのかと言うと、この考え方は会社においても、個人においても、まったく浸透していないと感じるからである。たとえば、会社は社員に目標を設定するように指示するが、入社1年目の社員が立てる目標は「入社1年目相応の仕事ができるようになる」ことだ。そうではなく、入社1年目の社員は「入社2〜3年目の仕事ができるようになる」という目標を立てるべきだ。なぜなら、前者の目標設定をした場合、私の経験上、その目標を100%達成しているケースを知らない。つまり入社1年目相応にすらなれていない、ということである。では、後者の目標設定をした場合はどうだろうか。入社2〜3年目になる、ということは、相当な努力が必要である。目標を達成できなかったとしても、入社1年目相応の結果は出せる可能性が高い。

人社員に難易度が高い仕事を与えてできなかった場合、「とは言っても入社1年目だからね、そんなに期待しないほうがいいよ」という意見を耳にすることがある。期待した成果を出すことを求めているのではない。無理難題を与えられた新人がどのようなプロセスでその仕事に取り組んだのかが重要なのである。何の努力もせずに時間だけを消費した「できませんでした」は聞きたくない。どれだけ汗水垂らして課題と向き合うことができたのか。同じ「できなかった」という結果だったのだとしても、その過程によりどのような経験を積むことができたのか。どれだけ昨日の自分とは違う自分になれたのか。人の成長とは高いハードルがあってこそ得られるものなのだ。

Googleでは、「去年の1割増、2割増を目指すのではなく、いきなり10倍の飛躍を目指すGoogleの「10X」の考え方」が社員全員に根付いていると言う。10倍の成果を出そうと思ったら、従来のやり方では成果は出ない。仕事の在り方そのものを見直さなければならないということだ。会社は成長できる環境をつくり、社員は成長するために努力を惜しまない。これから生き残れるのは、このような会社なのだと感じた。

[書籍情報]

タイトル

世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか グーグルの個人・チームで成果を上げる方法

著者名

ピョートル・フェリクス・グジバチ

2006年よりモルガン・スタンレーにてラーニング&ディベロップメントヴァイスプレジデント、2011年よりグーグルにて、アジアパシフィックでのピープルディベロップメント、さらに2014年からは、グローバルでのラーニング・ストラテジーに携わり、人材育成と組織開発、リーダーシップ開発などの分野で活躍。合気道も行う。

出版日

2017/1/28

スポンサーリンク
グーグルアドセンス広告(PC用)
グーグルアドセンス広告(PC用)

★記事が気に入ってくれたらシェア♪

★フォローはこちら