理想の自分になりたいなら誰かの真似をしてはいけない。

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仕事や人生に正しい答えなんてない。

かを学ぼうとするとき。私はよくこんな壁にぶつかっていました。「概念はわかるけど、具体的にはどうしたらいいの?」試験に例えるなら、問題に対する正しい答えがあるのだとして、その答えにたどり着くまでの過程を理解しないと腹に落ちないといった状態です。私はシステムエンジニアという仕事柄、毎年、情報処理技術者試験に挑戦していました。この試験対策も答えを先に見て、その後、解説を読むことで理解を深めていました。情報処理技術者試験は、私の性格によく合っていたのです。

しかし、試験から離れて現実世界ではどうでしょうか。仕事にも人生にも正しい答えなんてありません。わかっています。わかっているからこそ、私にとっては生きにくい世界でした。それでも仕事では常に正しい答えを先に知りたがる。実績がないか確認したがる。時々、職場で開催される答えを誰も持っていないフリートークやディスカッションの場に呼ばれたときは前日から気分が憂鬱になるほどでした。

アドバイスを素直に受け入れられない?

んなマイナス思考な私ですが、職場ではリーダーという肩書きを持っています。マネジメントを主軸にしつつ、たまーにテクニカルなことも対応したりします。テクニカルな部分はなるべくチームメンバーにやらせるようにしています。「このレベルだとメンバーに任せるのは厳しいかな」と判断したものは自分で処理するようにしていました。理由は丸投げしても「できませんでした」という回答になることが見えているから。それにシステムエンジニアという仕事はただでさえ忙しいので、難易度が高い仕事をメンバーに投げると他のタスクが遅延するだろうな、といわゆる「よかれと思って」という考えから、自分で処理するようにしていました。

あるとき。例の如く私は難易度高めなタスクを粛々と処理していました。そのタスクが最終段階を迎えたタイミングで、事件が起きました。私が導き出した結論のチェックをテクニカルの視点からチェックしてほしいと思い、チーム内のエースであるAさんに相談することにしました。すると、開始早々、Aさんから怒られてしまったのです。

「○○さん(私)は管制塔なんだからワークするべきじゃないんですよ。管制塔がいなくなるとメンバーはどこを走っていいのかわかりませんよ。そういうワークは僕や他のメンバーに振ってください。」

それを聞いた私は悔しさでいっぱいになりました。手を動かしていたワークは決して楽なものではなかった。私なりに調査したり資料にまとめたり…それなりに時間を要してやっと答えが出そうなときに、感謝されるのではなく、まさか怒られるとは思ってもみませんでした。

私は目に涙を溜めつつ精一杯の反論をしました。Aさんは複数案件を兼務していて、1つのプロジェクト専任の私より忙しい。そんな中、Aさんに仕事を振るなんて、私の良心が痛むということ。そして、Aさん以外のメンバーに仕事を振るとどう考えても処理しきれないということ。そして、自分がこれにどれだけの時間を使ったのか?どれだけの悩んだのか?あなたにはわからないでしょう、といった類のことも言ってしまいました…。(お恥ずかしながら、自分のことばっかりですね。。)

固定概念から解放されてアドバイスのありがたさを理解する。

信がないと言いながらプライドが高い。反論されると反論し返したくなる。そんな面倒な性格を持つ私はその場では納得できず、話は並行線のまま終わってしまいました。心の中では「理想はわかるけど、そんなに器用じゃないからできない!どうしろって言うの?」と不満に思っていました。

冷静になって一人で考えてみると、Aさんのアドバイスは至極まっとうな意見でした。私の仕事の主軸はマネジメントです。ワークに走るとマネジメントができなくなる。わかっていました。私は理想のリーダー像を追い求めながら、なかなかそこに近づけていないことに歯がゆさを感じていました。

その事件から数ヶ月後、私はチーム内のメンバーがなかなか成長しないことをきっかけに「マネジメント」「リーダー」に関する本を何冊か買って読み始めました。その中でも特に私の固定概念をがらりと変えてくれたのは一生使える女性リーダーの教科書(著者:山本幸美)でした。ブログに学んだ成果を記事として書くため、何度も読み返し、「自分ならどうするか?」「自分の今のチームをどう変えられるか?」を毎日のように考えました。最後のまとめ記事を書き終えて、真っ先に思い出したのは、Aさんから言われた「チームの管制塔になれ」という言葉でした。女性リーダーとしてできることを理解して初めて、Aさんが言わんとしていたことがすっと入ってきたのです。

Aさんの言葉に反感を覚えたのは、自分が理想とするリーダーになりたいと思う一方で、「私はそんな格好いいリーダーにはなれない」「私なんてメンバーがついてきたいと思えるリーダーではない」という自分の固定概念を変えられずにいたからです。自分なりに考えて学ぶ過程の中で、Aさんのアドバイスを受け入れられるようになったのです。

理想の自分になる道は人それぞれ。同じ道はない。

果としてよかったと思うのは、Aさんは私の考えを無理矢理変えようとはしなかったということ。Aさんは常に「あるべき姿はこうだ」と助言を与えるスタイルです。そこに近づくための方法は自分で考えなさいというものです。相手がたくさん回り道をして失敗してたどり着くことに価値があると考えているのです。(先見の明がありすぎていつも脱帽しています!)

「理想の自分」へたどり着く道は人それぞれ。地図を誰かに委ねてはいけない(誰かの成功法則をそのまま真似てはいけない)。だからゴールまでの地図は自分で描く。常に貪欲に学びながら、時には転んで、時には回り道をして、どろんこになりながらたどり着いて、初めて自分が望む結果になるのだと思います。

これからは周りの意見をきちんと受け止めなければいけないと思いました。その意見がどんなに悔しい内容でも、相手がなぜそのようなことを言うのかを冷静に考えてみる。学ぶきっかけにしてみる。Aさんの意見をすぐに受け入れることができていれば、もう少し早く自分の本来あるべき姿に向けて動くことができていました。自分自身の未熟さに目を背けてはいけません。その問題を改善した先には多くの喜びが待ち受けているのですから。

アドバイスをくれる相手がいなければ本やブログを参考にしてみる。

がリーダーシップに悩んだときに参考にしたものは、本とブログでした。ネットワークエンジニアの休息ブログには「仕事をする上で大切なこと」が数多く語られています。ただし、具体的な方法は書かれていません。きっと「答えにたどり着く方法は自分で探すこと」という意味が込められているのだと思います。私は読むたびに今回も難しいなぁと思ってしまいますが、その一方で、自分なりの答えが出せない私は、まだまだ学びが足りないのだなと思うのです。もし、アドバイスをくれる人がいない…と思った方はこちらのブログを参考にしてみてはいかがでしょうか。ぜひ自分なりの答えを見つけ出してみてください。

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