お互いの気持ちを整理してみる
このケースにおけるお互いの気持ちを整理してみます。
※メンバに関しては想定です。が、わかりやすい子なので、きっと合っています。(笑)
【メンバ】
話す時の表情が暗くなる。(私と話すと怒られる可能性があるから)
↓
きちんと話さなくてはという気持ちが先走り、会話のまとまりがなくなる。
↓
怒られて落ち込む。
↓
改善せよと言われてもどうしたらいいのかわからない。自分なりに直そうとしてみるものの逆効果でまた怒られる。
【私】
会話が始まって早々にイライラし始める。
↓
怒りの感情で思考が停止する。
↓
表情が暗い(どちらかというと、感じが悪い)相手を見て、またイライラする。
↓
会話の意味がわからないので、ビジネスマンとして恥ずかしくないように勉強しなさいと言い放つ。(会話終了)
↓
この状況を思い出して、しばらくイライラが続く。
↓
場合によっては、何時間もその感情をひきずるので、パフォーマンス低下を導く。
はい。
ここまで。
いいこと一つもありません。
(こう書いてみて、私、大丈夫か?と心配になりました・・・。)
これではいい結果につながるはずがありません。
改善したらどうなるか?想像してみる
それでは、メンバとのコミュニケーションが上手くできるようになったら、どんな状況になるのか?想像してみます。
・会話がスムーズに終わることでタイムロスがなくなり、私とメンバがその時間を他の仕事に使うことができる。
・私が何日も悩んでいた時間を他のことに使うことができる。
・私がメンバの業務状況を正しく把握できる。
・私がメンバの成長を実感して喜ぶことができる。
・メンバが業務状況をわかっていてくれると安心できる。
・メンバがコミュニケーションスキル向上により自信を持つことができる。
・メンバのコミュニケーションスキル向上によりお客様から本人に対しての評価を上げることができる。さらに会社の評価を上げることができる。
・評価を上げることで契約金額の値上げ交渉時が優位に働き、会社の売上を伸ばすことができる。
あ。
自分にとっても
メンバにとっても
お客様にとっても
会社にとっても
いいことしかない。
これを考えた時、なんだかまたワクワクしました。